植物で表現する日本のおもてなし。
日本の伝統文化、畳の知識

Point
よい畳を選ぶための大切な5つのポイント
1. 現物見本を実際によく見て、触れて確かめる。
新築や増・改築によって新しい畳をいれるときは、まず現物見本をよく見て、畳全体に均一性のある硬さと適度の弾力性が感じられるか、表面に凸凹がないかなどを確かめます。
2. 畳床がどんな種類のものかを確かめる。
畳床には大きく分けて、「稲ワラ畳床」、「稲ワラサンドイッチ畳床」、「建材畳床」の3種類があります。
普段は目に見えないとこなので、畳屋さんにそれぞれの特性などを聞いて、使う用途や住まいの条件に合った素材を選ぶことが大切です。
3. イ草の状態はどうか。
細く長いイ草で編み上がりが均一で密度のある畳表になっているか。
畳は、床の良し悪しと、イ草の良し悪しが最も大切なポイントです。特に畳表の良し悪しは、歩く感触や部屋の風合いを左右します。
イ草が持つ機能
空気浄化
シックハウス病の原因とされるホルムアルデヒド等を吸着する機能を持っています。また、臭いの元となる要素の一つアンモニアを吸着する機能を持っています。物理吸着により脱臭効果が確認されています。
保湿・断熱性
イ草の断面は、スポンジ条になっており、その中に空気が沢山含まれていますので、羽根布団のように適度な湿度を保ちます。

湿度調整
イ草畳表+ワラ床の6帖間では、約3㍑の吸湿能力があり乾燥してくると水分放出をするため自然の湿度調節機といえます。
弾力性
イ草畳表+畳は、弾力性に優れ、発育期の子供のバランス感覚を養い向上させるのに効果的です。
芳香性
イ草畳表+畳表の匂いは、イ草本来が持つ「干草の香り」泥染めの時に使う「染土」がブレンドされたものであり、この香りが嗅覚的にも優しいといわれています。
吸音性
タイヤを使った実験では、床表面に柔らかい素材を使うほど、衝撃音が吸収されることが分かっており、床に畳を敷くことで音が軽減されます。
大阪府立産業技術総合研究所測定試験
平成21年度 NO.02-01792
4.防虫、防カビ処理はどうか。人体に有害な化学物質などを使用していないか。
畳床や畳を作る過程で防虫処理を行いますが、防虫紙や防虫糸その他の使用状況を確認しておくことをおすすめします。
5.適正な価格の確認と、畳替えなどに要する費用も考慮に。
畳は、種類やサイズによって価格が違います。畳を使用する住居(木造・コンクリート造等)や敷き込む部屋の位置なども考慮して選ぶことをおすすめします。また、畳替えの際は家財の移動費用なども確かめておくとよいでしょう。
FAQ
よくあるご質問